以前、息子に誕生日プレゼントのリクエストを聞いたら、「虫のおもちゃが欲しい」と言われました。
虫のおもちゃって、何がある?
思いつかなくて調べてみましたが、そんなにバリエーションがないんですよね。
おもちゃ屋さんに足を運び、虫のおもちゃを探したことが何度もあるのですが、意外と見つからないのです。
見つからないながらもコツコツ探し、今までにいろんな虫のおもちゃと出会ってきました。
キャラクターのおもちゃほど選択肢はないものの、虫好きの子どもが満足するおもちゃは必ず見つかります。
今回は、見つかりにくい虫のおもちゃの購入場所、虫のおもちゃのオススメを紹介したいと思います。
- 虫のおもちゃがどこに売っているか知りたい
- 虫好きの子どもへのプレゼントを探している
そんな方にむけて、
息子が実際に使っているおもちゃを中心に、レビューを含めて紹介します。
プレゼント選びに悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね。
虫のおもちゃの購入場所
虫のおもちゃって、おもちゃ屋さんでほとんど見かけないんですよね。
今まで、わが家は以下の3つの場所で、おもちゃを購入してきました。
- インターネット通販サイト
- 博物館、昆虫館、生物園の売店
- よく夏に開催されている、子ども向け昆虫イベントに出店しているショップ
オススメの購入場所は、②と③です。
インターネットは便利ですが、適正価格の商品を探すのは結構大変です。
昆虫館や昆虫イベントのショップは、虫好きをターゲットにした商品を数多く販売しています。
もちろん、適正価格で売られているので安心です。
虫のおもちゃも見つかりやすいですよ。
虫のおもちゃのオススメ
虫のおもちゃは、そもそも種類が少ないです。
少ない選択肢から選ぶわけですから、いろいろと失敗もありました。
通販サイトで怪しげな海外のおもちゃを購入し、届いたその日に壊れたことも。
誕生日プレゼントだったのに・・・
しかし、選択肢は少なくても、長く遊べて子どもが喜ぶおもちゃは、必ず見つかります。
ここから先で紹介しているおもちゃは、ほぼすべて息子が実際に遊んでいるものです。
家にあるおもちゃは、レビューを含めて紹介しています。
参考にしてみてくださいね。
カブトボーグ(対象年齢6歳~)
昆虫のバトルが楽しめるおもちゃです。
カブトムシとクワガタのバトルが好きな子どもって多いですよね。
本物の昆虫で戦わせると弱ってしまいますが、おもちゃなら思う存分バトルを楽しむことができます。
スターターセットの他に、カスタマイズセット、ステージ、バトル用のカブトムシ・クワガタがそれぞれ数種類ずつ販売されてます。
豪華なセットにすると高価なため、お誕生日プレゼントやお祝いのプレゼントに向いているかなと思います。
カブトボーグは年中のころに息子から欲しいとねだられていたおもちゃです。
完全に余談ですが、カブトボーグもどきの廉価なおもちゃを見つけ、息子にねだられて購入したのですが、一瞬で壊れました。
アーテックブロック(対象年齢:3歳~)
縦、横、斜めに凹凸があり、自由な発想で遊べるブロックです。
対象年齢は3歳~となっていますが、取り外すときに力がいるので、3歳だと少しむずかしいかもしれません。
それくらいブロック同士がしっかりはまるので、持ち上げたときにスカッと外れることはありません。
安心の日本製で、作りがしっかりしていて長く遊べますよ。
上の写真は、息子の持っているアーテックブロックです。
トンボやカブトムシを作ることができる30ピースの「こんちゅうセット」を最初に買いました。
そのあと「ピースがもっと欲しい」ということで買い足しているため、上の写真には「こんちゅうセット」にない色も混ざっています。
アーテックブロックは、ピース数や色などが異なるセットがいろいろ用意されています。
きっとお好みのセットを見つけることができますよ。
「子どもが遊ぶかどうかわからないな」という場合は、「こんちゅうセット」のようなピース数の少ないセットから試してみるのがオススメです!
LaQ (対象年齢:5歳~)
こちらは、LaQ(ラキュー)というパズルとブロックのあいだのようなおもちゃです。
男の子が好きそうな乗り物から女の子が夢中になりそうなアクセサリーまで、いろいろなジャンルのLaQが発売されています。
その中から、今回は、昆虫好きの子どもが喜ぶカマキリとオニヤンマのLaQを紹介します。
できあがった作品を見ると、けっこうリアルな感じがしませんか?
とくにオニヤンマなんて、色や模様が本物そっくりです。
LaQは日本製のおもちゃで、とても丁寧にこだわって作られていると感じます。
息子は5歳の時にプレゼントでもらったのですが、ちょっとむずかしかったようです。
パズルやブロックが好きな子どもにオススメです。
大きな書店でもよく見かけます。試しに遊べるコーナーがあることも!
他にもカブトムシ、クワガタ、スズメバチなどもあります。商品ラインナップはLaQ公式サイトからチェックしてみてください
昆虫フィギュア(アニア:3歳~、立体甲虫図鑑:6歳~)
息子がよく遊んでいるおもちゃのひとつが、「昆虫のフィギュア」です。
バトルさせたり、虫とりごっこに使ったりしています。
小さな子どもが遊ぶ場合は、「アニア」「立体甲虫図鑑」のような、足や胴体などのパーツがくっついているタイプがオススメです。
組み立て式のフィギュアは、小さい子どもに渡すと必ずバラバラにしてパーツをなくします。
ゴミ箱行きになったことは、数知れず・・・
一方、パーツがくっついているタイプは、投げ飛ばしたりぶつけたりして遊んでいるのに壊れません。
フィギュアのおもちゃとして代表的なアニアは、おもちゃ屋さんで必ずと言っていいほど見かけます。
一番身近で手に入りやすい虫のおもちゃではないでしょうか。
アニアは値段だけ見ると、少し高く感じますが、丈夫できれいに作られています。
プレゼントにもオススメです。
立体甲虫図鑑はアニアほど精巧には作られていませんが、1000円台でたくさんの虫が入っていてコスパがいいです。
カードゲーム
リアルビートルトランプ
こちらは、昆虫イベントに行ったときにお土産コーナーで買った、リアルビートルトランプです。
プラスチック製で、幼児が扱っても折れにくく丈夫です。
世界の甲虫の絵が描いてあり、息子はババ抜きでカードを引くたびにテンションがあがっています。
また、付属の冊子の「甲虫クイズ」を使って、学びながらゲームをすることもできます。
甲虫クイズゲームで遊ぶもよし、シンプルにトランプとして遊ぶもよしの楽しいカードゲームです。
はらぺこあおむしメモリーゲーム(対象年齢3歳~)
「はらぺこあおむしメモリーゲーム」は絵合わせ(神経衰弱)カードゲームです。
息子が3歳のころに通販サイトで見つけ、「小さな子どもが遊びやすそう」と思い、購入しました。
3歳くらいの子どもには、トランプの数字より絵の方がルールがわかりやすいですし、私も教えるのが簡単でした。
カードは厚みがあり、小さめのサイズで、幼児がめくりやすいです。
遊んでいて明るい気持ちになる、色鮮やかなカードゲームです。
絵柄のバリエーションが多く、かなり頭を使います。購入から3年たった現在(6歳)もよく遊んでいて、長く遊べるおもちゃです。
KUMON 考える生きもの分類カードゲーム(対象年齢5歳~)
2~4人で遊ぶ、公文から発売されているカードゲームです。
生きものの共通点を役とし、3枚そろえて高得点をねらいます。
また、慣れてきたら、自分で役を考えて遊ぶこともできます。
昆虫のカードも入っているので、昆虫好きの子どもにもオススメです。
こちらのカードゲームは「STEAM(スティーム)教育」をテーマとしています。
STEAM教育?
カードゲームのパッケージでは
「STEAM教育とは、科学、技術、工学、数学を横断的に学ぶ教育のこと」と紹介されており、
「“興味のあることから、楽しく知識をインプット”し、その知識をもとに、“自分で考え、自分で発見・想像するアウトプット”をしていくことが、今、世界的に広まっているSTEAM教育につながります」としています。
「生きもの分類カードゲーム」は、遊べば遊ぶほど生きものの知識が身につき、その知識の中から考えたり、子どもたち自身が新しい発見や創造ができるよう工夫がされている(=STEAM教育)ゲームです。
私が食事の支度中に夫と息子でよく対戦していますが、わりと運に左右されるゲームのようで、夫がよく負けています。
息子は負けず嫌いでめんどくさいところがあるのですが、大人が有利なタイプのゲームではないので、負け続けてふてくされることもなく楽しめています。
ジグソーパズル
写真は息子の持っているジグソーパズルです。
「はらぺこあおむし」以外は、昆虫イベントのショップで購入しました。
昆虫の絵のジグソーパズルも種類が少ないんですよね
息子の場合、ジグソーパズルは本人のテンションの上がる絵でないと遊びません。
なので、大好きな昆虫や生きものの絵柄を探して購入しています。
はらぺこあおむしのジグソーパズルは種類が豊富なので、難易度も好みの絵柄も選べますよ。
小学館図鑑NEOまるごとシールブック
息子が2~3歳の頃、お気に入りすぎて2回も購入したシールブックです。
シールにしては少し高いんですが、たっぷり270枚のリアルな昆虫の写真のシールが入っています。
昆虫の名前もそれぞれ載っているので(名前部分も小さいシールになっている)、まるで図鑑です。
とても小さいアブラムシのシールまで入っているんですよ。
シール遊びは、子どもの発達を促すよい遊びですよね。
指先が器用になるし、集中力も養えます。
虫のシールを貼って遊べるページがついています。
コンパクトなサイズで、お出かけに持って行くにもピッタリです。シールがたっぷり入っているので、待ち時間のひまつぶしに最適です。
同じシリーズで「イモムシとケムシ」のシールブックもありますよ。
他の昆虫シールではまず見かけないような種類の昆虫がたくさんいるので、昆虫マニアの子どもにオススメのシールブックです。
以下2024年5月追記
5歳になって、3度目の購入をしました。
普段、絵を描いて遊ぶことがない息子ですが、こんな感じで「昆虫のいる世界」を表現するのに、虫のシールを貼って遊ぶのにハマっていました。
最初は100均の昆虫シールを貼っていたんですが、この遊び方では一瞬で使い切ってしまうんですよね。
何度も100均に買いに行くのも大変ですし、270枚入っている「昆虫まるごとシールブック」の方が実はコスパがいいのでは?と思い、またまた購入しました。
シール遊びブームは2~3歳の頃で終わったと思っていたのですが、全然そんなことありませんでした。
年齢にあった遊びを子ども自身が見つけるものなのですね。
賢くなるパズルゲーム「ファーブルの昆虫採集」(対象年齢6歳~)
プログラミング的思考力やひらめき力が身につくパズルゲーム「ロジカルニュートン」シリーズのおもちゃです。
ロジカルニュートンシリーズのおもちゃは「シンクシンク」という人気アプリを生み出したワンダーファイ株式会社(“株式会社ワンダーラボ”から2022年に社名変更)監修のパズルゲームです。
息子はもともとシンクシンクが好きで、さらに昆虫のおもちゃということで欲しがったため、購入しました。
こちらのおもちゃは、科学館の売店で見つけました。
パッケージを開けると、ゲーム盤、オレンジ色と青色の網のパーツ、黄色と青色の昆虫コインが入っています。
(パーツがとても小さいので、小さな兄弟がいるご家庭は要注意)
ルールに従って、網のパーツを動かし、昆虫を捕まえるゲームです。
1人でも2人でも遊べます。
このようなパズル問題が載っている冊子(取扱説明書・問題集)が同封されています。
問題集を見ながら1人で遊ぶパズルは、図形の認識力と短期記憶を刺激します。
一方、2人対戦は囲碁や将棋のように楽しみながら思考力を鍛えることができます。
1人でコツコツと問題を解くもよし、2人で虫採り対決するもよし・・・さまざまな遊び方ができるのも魅力です。
思考力を鍛えられる昆虫の知育おもちゃを探している方にオススメです。
ワンダーファイ(株)の通信教育「ワンダーボックス」はこちらをチェック!
MIKASAのてんとうむしボール
こちらのてんとうむしボールは、「MIKASA」という競技用ボールの大手ブランドのものです。
こちらのてんとうむしボールは、息子が通う幼稚園で使っており、気に入った息子に「同じボールを買ってほしい」と頼まれ、園の先生にこちらのボールを教えてもらって購入しました。
ドッジボールをするときによく使っているそうです。
ボールの外側がスポンジになっているので、当たっても痛くありません。
しかし、中は小学生が使うボールと同じようになっているのか、持った感じはしっかりしています。
赤ちゃんが使うようなゴムボールは、大人が手のひらで押すと変形したり、つぶしたりできますよね。こちらのボールはそれはできません。外側だけソフトな素材でできているボールです。
黒い丸の部分は少し盛り上がっていて、幼児がつかみやすいように工夫されています。
まさに幼児のドッジボールデビューにぴったりのボールですよね。
MIKASAのボールはオリンピックの公式球にも選ばれているそうです。
実際に持ってみると、しっかりしていて、ていねいに作られていると感じます。
おもちゃ屋さんで売られているボールと比べると少しお値段は高めですが、とても質がよいボールですので、私は「高い買い物をした」とは思いませんでした。
こちらもプレゼントにぴったりですよね。
少しお値段があがりますが、鈴が入っているタイプもあります
しゃべる国旗付地球儀
こちらは音声付きの地球儀のおもちゃです。
国や国旗をタッチペンでタッチすると、音声で 国名と首都名、英語国名、面積、人口、国歌、言語などの情報を教えてくれます。
クイズモードもあり、何度もタッチペンでタッチして遊んでいないと答えられない内容でかなり難しいのですが、幼児から中学生くらいまで長く遊べるおもちゃだと思います。
なぜ地球儀を虫が好きな子供向けのおもちゃとして紹介したかというと、憧れの外国の昆虫がどこに住んでいるのか、地球儀で調べて知ることができるからです。
例えば、コーカサスオオカブトのいるマレーシアの場合、「日本と近い国だね」とか「この線は赤道と言うよ。この線の近くの国は暑い国だよ」など、その昆虫がどんなところに住んでいるのかを調べていくうちに、地理への興味を広げることもできます。
ところで、我が家には『GET!昆虫』という世界の昆虫図鑑がすでにあって、こちらの図鑑は地域ごとに生息している昆虫がまとめられていたのですが、バラバラの平面の地図だけでなく、ひとつの球体でイメージできるといいなとも感じていました。
そんな中、家電量販店に買い物に行ったとき、たまたま展示品として置いてあった「しゃべる国旗付地球儀」を見て息子が欲しがったので、ちょうどいいタイミングだと思い、4歳のクリスマスにプレゼントしました。
サイズは2種類あり、実物の文字や国旗の大きさを見て、我が家は大きい方のサイズを購入しました。
場所は取りますが、見やすさを優先してよかったなと思っています。
比較検討した結果、我が家は最安値だったAmazonで購入しましたが、家電量販店でも値段の交渉ができるかもしれません。サイズ感などはネットだとわかりにくいので、おもちゃ屋さんや家電量販店で実物を見ておくと安心です。
4歳当時は、単純にタッチすると音声が流れるのがおもしろくて遊んでいる感じでしたが、6歳現在は「ぼくたちが住んでいる地球という星」という理解もあり、地球上にはいろいろな国があることに興味を持って遊んでいる感じがします。
虫が好きなお子様へのプレゼントに地球儀はかなりオススメです。
こちらは我が家と同じ大きなサイズです
上で紹介している図鑑『GET!昆虫』はこちら
ハンディ顕微鏡 petit
こちらはおもちゃではないのですが、虫が好きな子どもへのプレゼントにぴったりなので紹介させていただきます。
虫好きの子ですと、虫めがねはすでに持っているとは思いますが、顕微鏡を持っているのは少数ではないでしょうか?
顕微鏡は子どもが扱うには少し難しいですよね。
しかし、こちらの顕微鏡は虫めがね感覚で使うことができる小さな顕微鏡なんです。
どのくらい小さいのか、スティックのりと比較してみると・・・
こんなに小さいんです!
小さいながらも顕微鏡としての機能は備えていて、20倍の大きさまで拡大することができます。
ぜひ、ハンディ顕微鏡を虫とりに持って行き、虫の卵や蛹などを観察してみてください。
きっと、虫に対しての興味も広がりますよ。
ただ、ひとつ注意点があり、こちらの商品にはUVライトがついているため、子どもが直接光をのぞきこまないように気をつける必要があります。
ライトの点灯は簡単にできてしまいますので、小さい子どもがいる場合は特に注意が必要です!
我が家は一番リーズナブルな値段の「ハンディ顕微鏡petit」を購入したのですが、こちらで十分でした。
顕微鏡が1000円台で買えるなんて、本当に驚きました。
もう少し本格的なものもありますので、他の商品が気になる方は公式HPをチェックしてみてくださいね。
おにやんま君(虫よけグッズ)
最後に、「おにやんま君」を紹介します。
写真の黒い帽子についているオニヤンマ・・・これ、一体何だと思いますか?
ただのオニヤンマのブローチではありません。
実はこれ、虫よけグッズなんです。
オニヤンマは日本のトンボで最も大きい、肉食の強い昆虫です。
そんな恐ろしいオニヤンマを見た天敵の虫(ハエ、蚊、アブ、蜂など)が嫌がって逃げていくことを利用して作られた虫よけグッズです。
帽子や洋服、鞄につけたりするだけで虫よけの効果があるので、小さな子どもにもぴったりです。
こちらもおもちゃではありませんが、虫好きの子どもへのプレゼントにも喜ばれるかと思いますので、紹介させていただきました。
「おにやんま君」は、安全ピンタイプとストラップタイプがあります。
まとめ
意外と見つかりにくい虫のおもちゃ。
おもちゃ屋さんをはじめ、今までいろんなところで探してきましたが、結局は「虫好き」が集まるところで見つかりやすいということですね。
インターネットも便利なのですが、定価で売られていない場合もあるため、注意が必要です。メーカーの公式サイトで定価を確認してから購入することをオススメします。
お子様のお気に入りに出会えますように