先日、虫が大好きな息子(6歳)と、東京都にある、足立区生物園へ行ってきました。
東京都にある足立区生物園には、動物園ほど大きな施設ではないものの、哺乳類、鳥類、は虫類、両生類、魚類、昆虫・・・といろいろな生き物がいて、2~3歳の小さな子どもから大人までとても楽しめます。
中でも、昆虫の展示が充実していて、虫好きの子どもにオススメです。
今回は、虫が大好きな子どもがいるご家庭に向けて、足立区生物園の魅力を紹介したいと思います。
虫好きの子どもにオススメの理由
足立区生物園に虫好きの息子と行ってみて、「ここは、虫好きの子どもが行ったら喜ぶなぁ!」と感じました。
虫好きの子どもにオススメしたい理由はいくつもあるのですが、ここでは5つにしぼって紹介していきます。
たくさんの昆虫に会える!
普段、公園で見ることができないような昆虫にたくさん会うことができます。例えば、希少な水生昆虫や、

ハナカマキリのような外国の昆虫など、虫好きの子どものテンションがあがる昆虫たちがズラリと展示されています。

また、実際に飼育しているところも見ることができます。例えば、ヘイケボタルの幼虫を飼育している部屋があったり、

蝶を飼育している部屋もガラス越しにのぞくことができます。ここで卵から成虫に育てた蝶は、生物園の中にある温室に放たれているようです。蝶の飼育部屋にはインターホンが設置してあり、中のスタッフの方に質問をすることもできます。


ケースの中にはめずらしい蝶のさなぎがズラリ!運がよければ、羽化の瞬間に立ち会うことができますよ♪
また、個人的にすばらしいなと思ったところが、張り出されている解説です。館内の壁のいたるところに生き物についての解説が貼りだしてあるのですが、それがとてもわかりやすく、おもしろいのです。そして、スタッフさんの生き物に対する愛情が伝わってきます。







生き物を通して自然を学ぶことができます。大人である私もまだまだ知らないことだらけ!
憧れの蝶が舞う大温室
足立区生物園には立派な大温室があります。ここでは色とりどりの美しい蝶をみることができます。










温室の蝶はとても人に慣れていて、オオゴマダラは何度も体や手にとまりにやって来ました。


人に慣れているので、こんなに近づいても全然逃げません。思う存分、至近距離で蝶を観察することができます。





普段見ることができない南国の蝶もたくさんいました!
「チョウの観察シート」も貸し出してくれていました。「この蝶は何という名前だろう?」と調べたい場合に、わざわざ蝶の紹介の掲示板まで確認しに戻らなくてもよく、「気になったときにすぐ調べたい!」という虫好きの気持ちをよく知ってくれているからこそのうれしいサービスですね。


温室内の木には、ヤエヤマトガリナナフシが隠れていて、スタッフの方に手や腕に載せてもらいました。息子が「おしりがとがっているから、名前にトガリってつくの?」と質問したら「そうだよ!」と質問にやさしく教えてくれました。



虫好きの子が喜ぶサービスがうれしかったです♪この日、息子は温室へ計3回足を運びました
大温室は2月でも温かく、外が真冬だということを忘れるくらいでした。脱ぎ着できる服装で行った方がいいです。
むしむしコーナー
館内のむしむしコーナーでは、いつも何かしらのテーマで虫たちが展示されています。


今回は「ハンターな虫たち展」を開催中でした。強くてかっこいい虫たちがズラリとならんでいます。







近所の公園にはいない虫をたくさん観察することができました!
展示内容が定期的に変わるので、何度行っても飽きずに楽しめますね。
昆虫ドーム
足立区生物園は建物の外にもいろいろな生き物がいます。屋外には昆虫ドームがあり、ここでは日本の里山の虫たちに会えるようです。
・・・実は、一度もこの昆虫ドームには入ったことがないのです。訪れた3回ともすべて、虫がいない寒い時期だったんですよね。温かい時期は虫探しで公園ばかりでかけてしまい、生物園に来る機会がありませんでした。
今度温かい時期に行けたときには、昆虫ドームの感想を載せますね!



どんな虫がいるのか楽しみです♪
お土産コーナー
足立区生物園にはお土産を売っている売店があります。ここには、足立区生物園でしか買うことができないお土産もたくさんあるんです。
今回、息子は足立区生物園オリジナル商品のオオゴマダラのさなぎの抜け殻を選んでいました。
オオゴマダラのさなぎって黄金に輝いていてとてもきれいなんですよね。抜け殻はさなぎ時代に比べると地味な色になってしまっていますが、「レアだから!」という理由でこれを買うことに決めたようです。


足立区生物園のお土産屋さんには、生き物好きの子どもが喜ぶものばかり売られています。定番のキーホルダー、文房具や書籍、ハンカチやバッグなどの雑貨類、おもちゃ、標本が作れるキットのような上級者向けのものまで幅広く取りそろえられていて、見ていてとても楽しいです。



売店の向かいには生き物系ガチャがたくさん置いてありますよ
オンラインショップもありますので、足立区生物園へなかなか行くことができない方も購入することができますよ。
HPがすごくいい!!
足立区生物園のHPがとてもいいので、紹介させてください。
園内のマップや開催中のイベントなどの基本的な情報の他、展示中の生き物を知ることができるページや、スタッフの方のコラム、上で紹介したオンラインショップなど、内容が充実しています。
生き物が大好きな子どもって、「ここには○○はいる?」と聞いてくることがあります。「これが見たい!」というお目当ての生き物がいるんですよね。
こんな時に、足立区生物園のHPのように展示中の生き物を載せてくれているととてもありがたいんです。生き物を展示している施設って、展示内容は毎回同じでないことが多いですし、「○○はどこに行けば見ることができるか?」を調べる親(私)は、とても助かります。
お出かけ前のみでなく、生き物を知りたい時などにも使えるとても素敵なHPです。



足立区生物園の魅力がたくさんつまったHPですよ♪
足立区生物園へのアクセス
足立区生物園は、東京都足立区の元淵江公園内にあります。
都内とは言え、アクセスがよいとは言えない立地です。我が家は祝日に車で行きましたが、駐車場は近隣のコインパーキングを含めて少なく、なかなか空いているところが見つかりませんでした。土日祝日にお車で行かれる際はご注意ください。



以下、公式サイトから引用させていただきました
徒歩
竹ノ塚駅の東口から徒歩約20分(1.5km)
バス
東武バス
- 竹の塚駅東口から花畑団地行き(保木間仲通り経由)「保木間仲通り」下車徒歩10分
- 竹の塚駅東口から綾瀬行き「保木間仲通り」下車徒歩10分
- 綾瀬駅西口から花畑団地行き「保木間二丁目」下車徒歩8分
- 六町駅から竹の塚駅東口行き(足立総合スポーツセンター経由)「足立総合スポーツセンター前」下車徒歩10分
都営バス
- 北千住駅西口から竹の塚駅前行「保木間仲通り」下車徒歩10分
所在地:東京都足立区保木間二丁目17番1号



くわしいアクセスや入園料、注意事項を上のリンク先(公式サイト)で確認してからお出かけください
まとめ
今回は、足立区生物園をご紹介しました。動物園ほど広くないので、小さな子どもでも回りきることができますよ。図書コーナーや休憩コーナーもありますので、疲れたら一休みもできます。
いつ行ってもいろいろな種類の虫を見ることができるため、虫好きの子どもに特にオススメです。
ぜひ、遊びに行ってみてくださいね。